テーマ:エッセイ

雨糸の檻

今日も朝から、雨。 子供たちを学校へ送り出して、ひととおり家事を終えたあと、ぱたん、と、リビングの畳につっぷしてみる。 ひんやりとしたイグサが、掌に涼しい。 目を閉じると、かすかに雨の音。 湿った空気の匂い。 視覚を閉ざしたなら、音と香りの存在が大きくなる。 ポツポツポツ、が、ザアァ、に、やがてザアザアと、雨音が激し…
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子の髪を銀に濡らして満月がここまでおいでと歌う冬の夜

今日は節分。巻き寿司を買って、おうどんとジャガイモのチーズ焼きで晩ご飯にしました。(いわしはパパが苦手なので。) この定番は手抜き度が高く、私には嬉しい行事です(^_^)v お寿司が苦手な二男タコ(小2)も、一口だけ北北西を向いてパクッ。 去年はつまむ程度だった長男マメ(小4)はサラダ巻き1本を軽く食べてしまいました。 もっと子…
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冬晴れや裸木ぐんと伸びをして

今日は冬晴れ。気持ちのいい、青空です。 買い物に出かけたついでに、携帯電話のお店に寄ってきました。 私のケイタイはアンテナ付きで、かなりの年代モノ。 所々塗装が落ち、地の色が見えてしまっています。 ちょうど、貯めていたケイタイのポイントが3月で無効になってしまうため、それを使って買い換えよう、と思ったのです。 私は時々のメ…
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月鏡

       月の光の やはらかな手が        わたしの髪を やさしくなでる        胸の奥まで さしこんでく蒼        こころのネジが ひとつはずれる        迷い込んだ鏡の迷宮        そう、ここは こころの中の鏡の迷宮        ずっと封印されていたはずの・・・       …
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ためいき

       ふう・・・        大きな ためいきをひとつ        ためいきといっしょに 出てゆくものは        「怒り」だったり        「あきらめ」だったり        「かなしみ」だったり        見上げた 冬のそら        ひさしぶりの おひさまが    …
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鳥をよびたくて・2

やっと庭に、鳥が来るようになりました。 (『鳥をよびたくて』) 毎日みかんを4切れずつ、庭木を支えている横木に、釘で打ちつけて固定しています。 枝にさしておくと、折れてみかんが地面に落ちてしまうことが多かったので、そう変えました。 最初は、みかんはなくなっているのに、どうしても鳥の姿を見ることができませんでした。 と…
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雪におもうこと

今日は朝から雪。 温暖な紀州では、めずらしい寒さです。 風も強く、乾いたアスファルトの上を、あられ雪が波のようにさざめきながら吹き流されてゆきます。 年の暮れの大掃除も、ちょっと一息ついて、しばらく冬の雲を窓から眺めていました。 でも・・・。 このごろ、心が風景の中にすっ、と溶けてゆかない、そんなもどかしさを感じてしまいま…
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クリスマスの朝

       クリスマスの朝        目がさめると まくらもとに        あかいリボンの ちいさなつつみ        むねが どきどき        「きてくれたんだ、サンタクロース!」        あのときの うれしさ        リボンをほどいて つつみをあけたときの        よろこ…
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けんか

       とりもどせない「時」がある        きみに言ってしまった あのひとこと        きみをつきはなした ぼくのまなざし        きのうまでは ともだちだったのに        きょうもぼくは こんなにきみのことが きになるのに        また 言ってしまった …
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おとしもの

       にわのレンガのうえに        ちいさな おとしもの        スズメの羽かな        モズの羽かな        ツグミの羽かな        きびしい冬をまえに とりたちは        たべることに いっしょうけんめい        セキレイも …
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明日への準備

今日は、久しぶりの青空。 澄みきった空は高く深く、秋の青です。 真昼間。 まだ、咲き継いでいる庭の朝顔が、明日への準備。 しっかり巻いた花びらの中には、どんな色が用意されているのかな? 朝の、冷たい水のような大気の中、 やっぱり水彩画のような青で、凛と咲くのかな。
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