蝉の羽化ラッシュ

日曜日の朝のことです。

メダカにエサをやろうと庭にでたところ、ゴールドクレストの幹に、何やら青白くて平たいモノが・・。

「何だろう?」

近寄ってよく見ると、なんと羽化したばかりの油蝉。

抜け殻の横で、まだ青白い翅と体を呑気に乾かしています。

「な、なんでこんな明るい時間に、羽化??」

考えてみると、昨夜はおそろしいほどの強風が吹き荒れていたことに気付きました。

「風を避けてためらっているうち、こんな時間になっちゃったのかな。」

そう思いつつ、ふと顔を上げると、ゴールドクレストの枝には、すでに4つほどの蝉の抜け殻がぶら下がっていました。

うちの庭は、猫の額のような狭さです。

昨年も一昨年も、蝉の抜け殻を2つ3つ、庭で見つけることはありましたが、こんなにたくさんは初めてのこと。

「よし、今年は一度、ちゃんと羽化を見届けてみよう。」

そう思い、その日から日が暮れると、懐中電灯を片手にサンダルをつっかけて庭にでてみました。

すると・・・

「あ、いるいる。」

幼虫の姿のまま、一生懸命、木をのぼっているものもあれば(思っていたより動きは早いです。)、

すでに枝にぶら下がり、割れた背中から半分ほど体を出しているもの・・・

もう完全に羽化して、翅を伸ばしているのもいたりします。

殻から体を引きぬくのは、案外、大変なことのようで、お腹に力をためて、

「ふんっ!」

と、声こそ出しませんが、かなり力が入っていることが見ていてもわかります。


ところで・・・

こんなに苦労して殻から抜け出したばかりの蝉は、やわらかくふっくらとして、

しかも身動きがとれません。

当然、それをごちそうにしているものもいるわけで・・・

日が暮れると同時に、赤いお腹のイソヒヨドリが、ちゃんとうちの玄関脇にとまっていたりします。

朝、庭に出てみると、

「ああっ、ここで羽化していたはずの蝉が、殻ごと消えてる~~!」

と、いう事態も。

きっと、イソヒヨドリのお腹におさまったものと思われます(^_^;)

夕暮れに来るイソヒヨドリは、私がそばを通ってもまったく逃げないので・・・

よほど蝉はおいしいのでしょうね~。


今のところ、庭には10以上の空蝉がぶら下がったり、しがみついたりしています。

今年は本当に多いので、びっくりです~。

狭い庭ながら、パンジーを植えたり百日草を植えたりして、年に数回は耕して掘り起こしているのに、

一度も蝉の幼虫の姿を見たことがないのも不思議・・・。

5年もの間、どんな風に生きていたのでしょうね(^_^)


羽化している時はカメラのフラッシュ等で光を当てたくないので、残念だけど写真は撮っていません。

この先に、空蝉の写真はUPしているので、

「ムシ系は苦手!」

と思う方は、この記事はここまででお願いしますね。

私としては、かなり撮り方を工夫しているつもりなのですが、

抜け殻とはいえ、やっぱり虫っぽいので(^_^;)








●空蝉●

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●メダカの石臼の猫除けにも・・・●

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●百合の茎の空蝉●

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この記事へのコメント

2013年07月12日 08:34
羽化の観察・凄いね。
いつ頃卵を産みに庭にやって来たのか、
不思議ですね。
ヒヨドリは羽化している蝉を、
よく発見するものだと感心します。
真柴みこと
2013年07月14日 16:36
*カメさん さま
本当に、いつ卵を産みにきたのか、それが一番不思議です~。
南側の窓の、すぐ前の狭い庭なのに・・・。
ヒヨドリも蝉も、たくましく生きています(>_<)