家庭訪問&マメの短歌

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5月8日、長男マメ(小6)、二男タコ(小4)の家庭訪問がありました。
前の参観の時、マメの学年は修学旅行説明会のため学級懇談会がなく、タコの方は説明会の後、走ったのですが、すでに終わってしまっていました。
だから、二人の担任の先生と話をするのは初めてです。

先に来てくれたのは、兄マメの担任、Y先生でした。
サッカー部のコーチをしている男の先生で、はっきりテキパキとマメの学校での様子を話してくださいました。
私が一番気にしている、外遊びを積極的にしないことにも、
「お母さん、そりゃ、楽しいって気持ちがないと無理でしょう。体育の授業などでバスケなり陸上なり、まず楽しいと感じるところから始めないと。大人だって、ダイエットのため、なんて走ったりしても続きにくいですからね。」
とりあえず、体育の授業を見る限りでは、特に運動能力に問題はなさそうだとのこと。

3年生くらいまでは本当に気弱なタイプで、運動は何もできなかったマメ。
お友達とドッジボールをしても、
「ぼく下手やから、無茶苦茶なこと言われるんや。あんなに言われながらでも、せなあかんかなあ。もう、せんでもええよな。」
しょんぼりして帰ってきた姿を今でも思い出します。

私はその頃の心配を引きずっているのですが、今の積極的なマメしか知らないY先生には、ただの「心配性な母」だと映ったようです(^_^;)
そう見られてしまうくらいマメは良い方に変わったのだから、この誤解は解かないままでOKということにしておきました。


次に来てくれたのは弟タコの担任I先生。私よりも年配の、大柄な男の先生です。
タコの耳の聞こえのことをひとしきり話した後、心配していた友達関係のことに・・・。
今年、タコは親しいお友達と皆、バラバラのクラスになってしまいました。
その上、1年生の時に相性の悪かったT君と同じクラスです。
新学期から、
「学校、全然おもろない。行くの嫌や。」
と、ただでさえ渋っていたのですが、先日、トイレから出てくると誰かに上靴を隠されていた由。
タコはあわてず、先生を呼んで戻ってくると、ちゃんと上靴は戻されていたようです。

そんな風なので、心配して尋ねると、
「タコ君、あの様子じゃ毎年、クラス替えのたびに苦労してるでしょうなあ。」
と言われて、びっくり。
「いえ・・・今まではいつも、誰とでもつかず離れず、上手に距離をとってクラスのお友達と接している、と先生には言っていただいてましたが・・・。」
と、私が答えると、
「えっ、そうですか?」
今度はI先生が、意外だ、という顔。
・・・・どうも、今年はタコの方が要注意!なようです。
以前書いた、「ぼくは学校がきらいです。」の作文も、マイナス要素になっている気がします。

お昼休み、体操クラブでもお世話になっているS先生に教えていただいて、鉄棒でさかあがりができるようになったことと、クラスは離れても仲の良いY君と、待ち合わせて一緒に帰れるようになったことで、タコの表情はかなり明るくなりました。
このまま普通に1年がすぎてくれますよう、祈るばかりです~。
今までにない状況で、タコが良い方に伸びるきっかけになれば、一番嬉しいのですが・・・。


ところで、明日の日曜日、兄マメは公文の認定テストを受けに行きます。
国語だけ、中学過程を終了してしまったので、その実力テストのようなものをするそうです。
学校以外のテストを受けるのは初めてのマメ。
並外れたうっかり性なので、テストの出来具合より
「受験番号を間違って書くんじゃないかなあ。はっ・・・!それより、受験番号自体を書き忘れる可能性も高い~!」
と、そちらの心配が大きい母でした(^_^;)


今、公文の教材でマメは古文を習っています。
『竹取物語』で初めて、掛詞を使った短歌を習い、(帝が詠んだ歌で、富士と不死を掛けています)たいそう感動していました。
そして・・・今朝、起きてくると・・・自分で短歌を詠んでいました(゜o゜)
起き抜けに
「かーさん、さびしかりけり、の『けり』は何なん?文法、何になるん?」
「はあ~??」
正直なところ、古文の文法なんて、カケラほどしか頭に残っていません。
あわてて広辞苑の文法のページのコピー(自分で短歌を作る時のため、常備しています)を引っ張り出して調べました。

結局、
*ねこになり空の野はしる今日(こんにち)も仲間なき身はさびしかりけり
と、詠んでいたものを
*ねこになり空の野はしる今日(こんにち)も仲間なき身に風は冷たし  (マメ)
と、変えて、さびしかりけりはボツになってしまったようです(^_^;)
もうひとつ、
*望月の空へとのぼるこいのぼり群青色の風にふかれて   (マメ)
を詠んでいて、
「『満月』はさあ、子供が描いたみたいなハッキリした月やけど、『望月』は水墨画みたいな感じがする。日本語っておもろいよな。」
と、悦に入っていました。
ポケモンのノートに『はいくノート・短歌、詩もあるよ!』とのタイトルを書いていて、他にもたくさん作っているようです。

私は学校の作文の宿題にはうるさく口を出しますが、それ以外は放任でした。
だから、マメと短歌の話ができるのが、ちょっと嬉しいです(^^)
上手に書くことは、大人になってからいくらでも習うことができるから、今の時期ならではの感性を大切にしてほしいなあ、と思っています。

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この記事へのコメント

くも
2008年05月11日 01:48
ねこになり空の野はしる今日(こんにち)も仲間なき身に風は冷たし

悲しいくらいじょうずです。
これ、おそろしい才能ですよ。


「けり」は過去なんですが、「気づき」の意が含まれます。
いままでも存在していたけど、作者にははじめて「気づいた」こと。
「花咲きにけり」なら、桜はずっと咲いていたけど、その美しさに
「いま」気づいた。だから、「気づきのけり」とか呼んでます。
または、「詠嘆」と言っても同意です。
2008年05月11日 06:30
真柴さんへ

凄いですねー、マメ君は古文の勉強ですか。
恐れ入りました。
短歌なんて全然分りませんが、素晴しい歌だと思います。
空の野はしる・・私には思いつかない発想ですね。
2008年05月11日 10:05
真柴みことさんの日記を読んでいると、自分の子育てのころを思い出して、私ははたして、こんなに精一杯子供と接していたかしら?と…。

「短歌人」には10歳の少年がいて、毎月短歌人誌上に詠草が載ります。
短歌に特定しなくて、まめくんが楽しんでものを書いている様子、いいなぁ!
2008年05月11日 12:22
「けり」って確か過去形だったような・・・(^_^;)得意だったはずの古文も触れていないと忘れますわ。
タコ君・・・思春期の入り口が見え始める時期で周りや関わる人に左右されてしまう年齢ですけどまだまだこれからの出会いで随分変わっていきますから・・・。内なる自分を大切にできるタコ君はお家の中で居心地よく過ごせていればきっと大丈夫。
お母さんが一番の理解者になってあげてくださいね。
ただ・・・お兄ちゃんが中学受験って言う事でそちらに意識が行き過ぎちゃうとタコ君は辛いかも・・・。
 複数の子供を育てていると本当に体が二つ欲しいと思う事もありますよね~。子供が大きくなったら楽になるかと言うとそうでもなくて・・・。いつまで経っても子育て業に終わりは無いですわ(^_^;)
パグ犬あんこのママ
2008年05月12日 09:33
マメ君凄いですね。国語中学過程終了!我が家の受験生N子に教えてやってほしいです。先日の授業参観での倍数の解説も驚くほど素晴らしかったですよ。古文!Kもわたしも何の事やら?の世界です。薄学な親を持ってしまったKに申し訳なく思う事多々有りです。タコ君今は見守りが一番かな。みことさんとしては先生の言葉と反応に驚きを感じたかもしれませんが、意外とI先生タコ君の事この短期間で良く見てくれているのかもしれませんよ。先生に任せてみませんか。
2008年05月12日 18:17
マメちゃんの短歌、すすごく大人という感じですね。
今から楽しみですね~~♪
私も小学校、5年の時から作り始めました。
担任の先生が、綴り方(今の作文)教育に熱心で、
書くことが好きになりました。
私の短歌は、もっと幼稚だったような気がします。
uluru
2008年05月13日 00:22
歌を詠む小学生っていいな~。

ロンドンから列車で1時間くらいの田舎でホームステイをしたとき、そこの小学生の坊やが毎日のように詩を聞かせてくれたの。英語はよく分からないけど、それは歌っているように聞こえて、とても気持よいものでした。
きっと韻をふんでいるからでしょうね。

どこの国や土地にも、そこの歴史や文化や人の気持を表すにふさわしい言葉があると思います。私はもっと日本語を身につけて、思いを伝えたり 人を理解したりしたいと思いながらも、ケータイメールの短い文に すっかり慣れてしまいました。

マメ君の短歌を読んで強烈な一喝を受けたような気がします。
2008年05月13日 12:31
学校での子供達のことが聞けてよかったですね。
色々あるんだなぁ。
「けり」とか懐かしい!
小6で中学生のが終わっちゃうってすっごく早いですよね?
すごいなぁ。
一生懸命勉強している証拠ですね!
真柴みこと
2008年05月14日 09:35
*くもさま
「けり」の説明、ありがとうございました。とてもわかりやすくて、気持ちがスッキリしました(^^)
最初、マメには「けり、は詠嘆だよ。」と言ったのですが、文法の表を見ると過去としか載っていなくて、納得できないままにも自分が間違えて覚えていたのだと思ったのです。まさか、両方だったとは・・・。
例を挙げてくださったので、マメにもとてもわかりやすかったようです。母子で、日本語の深さをしみじみ感じました(^^)

子供の感性は時々、大人を驚かせてくれます。まだまだ「才能」と呼べるものかどうかわからないのですが、「言葉を使って作り出す」ことの楽しみは持ち続けてほしいなあ、と願っています。
真柴みこと
2008年05月14日 09:40
*カメさん さま
勉強という感じとは少し違うのですが、古文で新しいことを覚えるのは楽しいようです。教材がとても丁寧で、読み易いせいかもしれません。
「空の野~」は子供ならではの発想ですよね。
心をすうっと飛ばしてしまえる力、うらやましく思います~。
真柴みこと
2008年05月14日 10:09
*文さま
なぜか私は、まだ結婚もしていないうちから子供が大好きでした。4歳下の弟のこともすごくかわいくて色々世話を焼き、その延長上にマメタコがいるような感じです。夫には「ちょっと構いすぎだ。」と時々言われてしまうのですが・・・(^_^;)
それにしても、10歳の男の子が結社に所属しているなんて、すごいですね。しかも毎月詠草が載るとは・・・。子供は気まぐれだから、ひとつのことに力を注げるのは、これも才能なのだと思います。

真柴みこと
2008年05月14日 10:25
*サンタママさま
そう、「けり」は過去なんです~。でも、それだけで終わらないのが日本語のむずかしいところですね(^_^;)ああ、もうちょっと勉強しておけばよかった~!
タコはサンタママさんのおっしゃるとおり、家で安心できる居場所を作ってやれたら、と思っています。これからもたくさんの「たいへんなこと」と遭遇すると思うので、立ち向かえる力をつけるのはやっぱり、家での充電ですよね。マメはたぶん、中学受験はしないので、大丈夫だと思います。
終わりのない子育て・・・毎年必ず、新しい心配事ができるので気が抜けませんね~(^_^;)
真柴みこと
2008年05月14日 10:37
*パグ犬あんこのママさま
公文は「チリも積もれば・・・」という感じで、幼稚園からコツコツ続けた成果です~。もう学校の勉強には何の役にも立たないので、もし中学受験をするのだったら、途中でやめていたと思います。古文は教材がわかりやすいため、私が読んでも理解できるくらいです(^^)
タコのことは私も、学校では先生にお任せしようと思っています。このごろは「ただいま。」と帰ってくる時の表情が明るくなり、ちょっと安心です。家の居心地をよくしつつ、見守ってゆきますね。
真柴みこと
2008年05月14日 14:07
*S子さま
マメの短歌は、公文の古典の短歌の影響が強いのだと思います(^_^;)今までも夜、早く家事が終わった日には、たまに私の『オリジナルノート』から短歌を読んで聞かせていたので、そのせいもあるのかもしれません。
S子さんは5年生から短歌を詠まれていたのですね!すごいです~!その頃のノートとか、残っていたら楽しいですね。
今は作文に熱心な先生は少なくて、残念に思います。
真柴みこと
2008年05月14日 14:25
*uluruさま
小学生の男の子が毎日のように詩を聞かせてくれる・・・そんな環境が自然にあること、素晴らしいと思います。韻を踏んだ英語のリズム、私はマザーグースくらいしか思い出すことができないのですが、心地よい響きなのでしょうね。
無数にある言葉の中から三十一音だけを選び取って作る短歌も、調べの美しさが大切な要素だと思います。そんな言葉の「深くて面白いところ」を子供たちも気付いてくれれば嬉しいのですが・・・。
楽しんで短歌や古典を読んでいるマメを見ていると、「中学受験」で縛らなくてよかったかなあ、とも思っています。

ケイタイメールの短文も、それはそれで私は結構好きです(^^)絵文字で表現する「その場の空気」も面白いですよね!
真柴みこと
2008年05月14日 14:31
*cagaliさま
学校での様子はまったくわからないので、ちょっとした「心配の種」がある時は先生とのお話だけが頼りです。
とりあえず、タコも今は平穏にすごせているようなので安心しています。
マメは国語が好きなので、頑張って勉強した、という感じではないのですが・・・コツコツ続けられたのは良かったと思います。
古典に入る前は、『初恋』とかが教材にあって、「なんじゃこりゃ~?!ワケわからん。」と真面目に悩んでいました(^_^;)